さて、タイトルの通り、お客様のなかには痛いほうが効くと思っている方がいますが、そこについてお話していきます。
私は痛いにも2種類あると考えています。筋肉に効いてる痛さと物理的に痛いだけの不愉快な痛さです。
不愉快な痛さは力加減が合っていないのでセラピストに伝えましょう。我慢されるのは、する方も受けるほうもお互い不幸です。遠慮せずに言って下さい。
ただの拷問です。
問題は効く~!ってタイプの痛さです。
どうせ受けるなら気持ちよくなりたいですが、刺激に慣れてきてより強い刺激を求めたり、コリがひどくなりすぎて感覚が麻痺してきたりで危険な圧の強さを求めてこられる方がいます。
何事にも適正という物があります。度を越した圧は自分は気持ちいと思っていても、実際は攻撃を受けているような物です。殴ったり蹴られたりしているのと変わりません。つまり筋肉は損傷しています。
自然治癒力で損傷した筋肉を修復する際、また、損傷しないようにより刺激に耐えられる筋肉になろうとします。
なので、今まで圧が物足りなくなるので、もっと強く押してくださいとなります。そして筋肉が損傷します。
エンドレスですね。そして柔軟性がなく、感覚も鈍くなった全く使い道のないカッチカチの筋肉が出来上がります。体を良くするために通っていたはずが、結果体を壊してしまいます。しかもお金まで払って。
過度な圧は危険です。自分は物足りないと思ってもきちんと筋肉には効いています。
強圧のは今からでも遅くないので気をつけましょう。