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下半身痩せを目指すならお尻のコリ

お尻のコリを気にしたことはありますか?
突然ですが、お尻の筋肉が硬い人は、どんなに足のマッサージを頑張っても、下半身痩せを成功させることは出来ません。
それは、お尻の筋肉が硬いと股関節の動きも悪くなり、血管も圧迫している状態になりるので、血液の循環も悪くなって冷えを呼び、さらにお尻が大きくなる原因になってしまいます。

お尻の筋肉は、骨盤の後ろや股関節を包み、下半身を支える太ももの筋肉につながっていて、歩いたり走ったり、足を後ろや横に動かすときに使われます。
そして、股関節といえば、骨盤と大腿骨の連結部分を言いますが、大腿骨の骨頭は丸い形をしているので、本来大きく動かすことが可能な関節なのですが、私たちは普段、足を前後に動かすことはあっても、横に動かすことってあまりないですよね。
ですから、股関節周辺の使われくなった筋肉が硬くなって柔軟性を失ってしまうと、可動域にロックがかかってしまうというわけです。
また、股関節の前側には太い動脈と静脈・リンパ管が通っているので、股関節周りの筋肉が硬くなってしまうと、血液の流れが悪くなるばかりか、老廃物の排泄がスムーズにいかなくなり、下半身の冷え・凝り・むくみを起こして、下半身痩せを不可能にしてしまうのです!
だから硬いお尻は下半身デブの元なんです!

また、腰痛にも関係してきます。
お尻には、大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋などの筋肉があり、これらの筋肉が、太ももとつながり、そして、背中の筋肉脊柱起立筋につながっています。
これらのお尻の筋肉が背中の筋肉や太ももの筋肉と、上手くつながり、連携して、私達の体のバランスを上手に調節しており、立ったり、座ったりをスムーズに行っています。
そのため、背中の筋肉、お尻の筋肉、足の筋肉、どれが不調でも腰痛になってしまい、関連して、おしりが痛くなったり、足が痛くて、「歩くことが、少し痛い!」ってことになります。

なぜお尻が固くなるのでしょうか?それは長時間歩いた時!デコボコ道を歩いた時!急な坂道や足をたくさん使う、階段、座りっぱなしのデスクワークなどおしりの筋肉が疲れてしまう原因はたくさんあります。
要するにおしりの筋肉は立っている時や歩いている時、座っている時と常に体のバランスをとる!足の運びをスムーズにする!こちらが思っている以上にお尻は一日中頑張っています。
ほかにも、腰の筋肉や背中の筋肉が凝っていると、血流もとどこおりやすく、腰の疲れやコリがおしりの筋肉にも伝わりやすく、同じように疲れてしまいます。

おしりの筋肉のチェックをしていきましょう。

① まずは仰向けに寝ます。
➁ 両足は揃えままま、身体の力を抜いておきます。
③ まずは片足だけを膝を曲げずに床から20センチの高さまで上げます。
④ そこで一旦固定して、上げてる足の反対のおしりの硬さや伝わる痛みを覚えておきます。
⑤ 次に反対の足を上げてみて、また、反対のおしりの硬さや痛みを比較してみます。

痛みが酷かったり、あまり足が上げにくほうが、よりひどく凝り固まって疲労が蓄積していると思われます。

 

おしりの筋肉のストレッチのやり方!

① あおむけ寝ます。
➁ 両足を揃えて膝を90度にして、立てます。
③ 膝を揃えたまま、そのまま倒します。
④ 倒れるところまでよいので、そのまま30秒止めておきます。
⑤ ゆっくり戻して今度は反対の方へ倒して、
また、30秒倒して止めておきます。

① 今度は片方の足首を、反対の足の太ももの上に乗せます。
➁ 上から見ると数字の4の形になっているようにします。
③ 引っ掛けた足に膝を床につけるようにしてください。できるところまででいいですので。
④ そのまま30秒止めておきます。
⑤ 今度は反対の足を同じようにします。

膝倒しと膝の床つけを5回づつ行います。

これを毎日繰り返して行えば、お尻の筋肉のストレッチになり、凝り固まった筋肉がほぐれ、痛みも改善します。