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頭皮のむくみ

むくみといえば足や顔をを気にする方が多いと思いますが、頭皮もむくむのをご存知ですか?
頭皮がむくんでいる状態や原因を知って、解消しちゃいましょう。

頭皮に十分な血液がいかないと、カチカチに硬くなり、さらに悪化すると頭皮の余分な水分も排出されず、たまった状態のぶよぶよと柔らかい頭皮になってしまうことがあるのです。
このぶよぶよの正体は、血流やリンパ液が滞り、うっ血していることが原因です。ストレスや疲れと連動して起こりやすいため、頭皮のむくみからストレスや疲れの溜まり具合を知ることができます。

頭皮のむくみは、パソコンを使ってお仕事をされている方に多いです。むくみは活動する器官に集中して起こりますので、このお仕事の場合頭になります。さらに、手を動かす以外はほぼ動かないため、血流・リンパ液の循環が悪くなり、さらに頭に滞りむくみとなります。

頭皮がむくむと

・頭痛
・眼精疲労
・顎関節症
・めまい
・耳鳴り
・睡眠障害
・抜け毛、薄毛
・顔のたるみ

などが出やすくなります。怖いですね。嫌ですね。

また注意していただきたいのは「病気が原因」でむくんでいる場合です。特に、心臓疾患にはむくみとの関係性があります。今から説明していく、ストレスや疲れでむくんでいる場合とは別ですので、むくみがなかなか治らないようであれば、医師の診察を受けて下さい。

ではまず、頭皮のむくみチェックしましょう。

側頭部に指をあて、グッと頭頂部に向かって引き上げます。
ぐにゃっと柔らかい感触や、手を放しても頭皮がもとに戻る感覚がない場合は、むくんでいる可能性があります。

頭頂部の頭皮を指でつまみます。
頭皮がぷよっとつまめる場合、頭皮がむくんでいる可能性があります。

朝ヘアセットする前や、入浴後、寝る前など、決まった時間に確認すると、自分の頭皮の状態を知ることができます。

もし、むくんでいる状態であれば、早めにケアするようにしましょう。

ではその頭皮の血流・リンパの滞りを流し、むくみを解消するマッサージをご紹介します。

1.生え際に親指以外の指を密着させ、小さく円を描きながら頭頂部へ動かします。生え際中心~頭頂部→左右に少しずらした生え際~頭頂部→こめかみ・もみあげ部~頭頂部と、生え際を3分割で行い、後頭部~頭頂部と進めます。

2.指を閉じ前頭部に密着させ、その場で円を描きます。頭頂部へ移動し、同じように円を描きます。その後、後頭部と首の境目(襟足部分)にあるくぼみに同じく当て、円を描きます。

3.前頭部~頭頂部から下に下ろすように、軽く圧迫しながら指を通します。髪がつっぱらないよう注意しながら、前頭部~耳→前頭部と頭頂部の間~耳→頭頂部~耳と、3分割で行い、頭頂部~後頭部~首と進めます。

4.手全体を側頭部~頭頂部(ハチ骨から上に)に密着させ、2~3回大きく円を描き数秒圧迫を加えます(気持ち良いと感じるくらいの力で)。ゆっくりと圧迫を緩め、今度はこめかみの部分に手のひらを密着させます(手を開ききって、手のひらだけを密着させるのがポイントです)。

2~3回大きく円を描き数秒圧迫を加えます。ゆっくり圧迫を緩めた後、後頭部と首の境目(襟足部分)にあるくぼみに親指を当て、2~3回円を描いて数秒圧迫を加えます。

5.最後に生え際を指で軽く圧迫し、なぞりながら下に下ろして行きます。

頭皮の筋肉をほぐしながら、リンパの流れ・血流を促すのに適したマッサージになります。いずれも両手で適度な力加減で行って下さい。円を描く際は、頭皮を内側に寄せるように回して下さい。逆回転はNGです。

頭皮のむくみは、そのままお顔のむくみに繋がります。今回紹介したマッサージでケアをすることで、リンパの流れ・血流の滞りが改善され、スッキリ気持ち良くなり、お顔の印象もスッキリとすることができます。

繰り返すことで頭皮環境がより良くなり、美髪・リフトアップ・抜け毛予防など様々な美容効果が得られますので、ぜひ参考にしていただければと思います